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材料開発(ポリマー)

既製のゴムシートを加工するのではなく、お客様のニーズにあわせて、材料の配合設計からお引き受けできるのがイシグログループならではの強みです。ここでは各種ゴムの用途をわかりやすくご説明します。

ゴムの用途

● 防振ゴム
ゴム材料の持つ優れた振動吸収特性を生かして、車や機械・機器類の振動伝達防止を図るだけでなく、防音の目的で使用される事が多く、これらの装置の信頼性、耐久性を向上させるのに役立つ。

● 導電性ゴム
一般に加硫ゴムは絶縁性が高いことで知られるが、配合剤の種類や量を選ぶ事により低下させる事が出来る。体積固有抵抗を低下させた加硫ゴムは導電性ゴムとして利用される。また、ゴムのクッション特性と導電性を利用して、ゴム接点スイッチやセンサーとしての用途が有る。

● 耐熱性ゴム
加硫ゴムは高温下に長時間置かれると、主鎖の切断や可塑剤の揮発等により、硬度の変化や引張り強さや伸びの低下を起こす。ポリマーやグレードの選定及び配合設計の手法により高温に耐える加硫ゴム。各種ガスケット、シール材、パッキンなどの用途がある。

● 耐油性ゴム
加硫ゴムは鉱物油・揮発油等に接触すると体積の膨潤や引張り強度等の低下を引き起こす。ポリマー選定や配合設計の手法により耐油性を持たせた加硫ゴム。ホース、ガスケット、オイルシールなどの用途がある。

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